goes to meet
おとな

飲み会でこれだけ酒飲みました、んで吐きました
などと自慢する人がいた。
別に酒を飲むのは構わない(吐くのはアレだが)
ただ、そのことを自慢げに話すことが何故か痛々しく思えてしまう。
酒を飲むぞぉ!=俺すげぇ!!、そうなんでしょうかね。

高校時代、とある環境の元に束縛されて
「生徒」という枷鎖の長さでしか自由が約束されていなかった時分からして。
今ではまぁ、ある程度の自由に浸っている。
(それでも私は英語の授業に苦しめられているけど)
それが面白くもあり、とてつもなく億劫なのである。
社会が我々に望むものは「所動的作業」から「能動的動作」へとシフトし、
同時に個々人の意識改革も望んでいる。
分かりやすく言えば、「これやれ!」って言われたことに
「はい、わかりやした!」と返事をする構図を思い浮かべると良い。
命令されたことのみを行なう、すごく…楽だろう?
でもこれでは駄目だ、考え直せと社会は言う。
ここで一考。
どうやら私は世間的には「大人」に分類されているらしい。

ここでお酒の話に戻ってみる。
酒飲んだ→俺すごい→やっぱり吐いた→でもすごい→大人?
酒って大人が飲むものだぜ?→未成年の飲酒お断り。
子供側から見れば飲酒は儀式だ、大人になるための通例儀式
→大人の仲間入り?
これではいつまで経っても言葉遊びのラビリンスw
法律的なことを無視するとして
人がどのタイミングで大人になるのか私は知らん。
意識的に大人を自覚するのか、儀式?のようなもので大人に成ろうとするのか。
冒頭の飲酒自慢の彼は間違いなく後者の人間だろう。

大人になることを拒否する。
どっかの有名な物語ないし、そういう病気も存在する。
しかし大抵の人間は大人になる。
アルコールに強い弱いに関わらず大人になろうとした飲酒自慢の彼。
少なくとも未だに楽していた過去にすがり付いている私よりは生産的な言動を行なっていたと考えられる。
(それでも酒飲んで吐いたって自慢することは関心しねぇけど)

やはりいつまでも所動的に生きてちゃ駄目なんだなぁって実感した。
自分から何かをするとか…ね。
出不精だからと言い訳は通用しない、動け自分、重い尻よ。
まずは手近にあるものから掴んでみよう。

コメント

saphir
2009年5月22日7:18

呼んだ?

発達ねぇ。

Anubisγ
2009年5月22日21:18

>sapphireさん
呼びましたよ~

テーマは察しのとおり「発達」です。
流石です。

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