マッタリティ

学校では眠いんだ
嘘だ、家でも眠くなる。
だけど学校（※主に授業中）で寝るのと
家で寝るのとでは微妙に違ってくるものがある。
漠然としたニュアンスは感じられるのだが
何故か、と問われると首を捻るのが正直な話だ。
一体何がどう違うのか？


Case１．集団
集団生活を送る上で
ある程度のストレスを抱えてしまうのは至極当然。
例を挙げるなら、自分好みの異性に囲まれて生活する。
いわゆる「ハーレム」という状況だ。（※ハレム）
それくらいならストレス感じねーぜ
という人があるかもしれないが、それは嘘である。
ライオンが一夫多妻制だということは誰でも知っている。
１匹のオスにたくさんのメスが群がるのだ。
これを人間に置き換えて考えてみる。
１人の男にたくさんの女の子が言い寄ってくる。
「彼は私のモノよ！」
最初のうちは、ありきたりなエロゲー状景だとしても、次第にそれは現実味を帯びていく。
あまつさえ、お昼の連続ドラマばりのドロドロした女の攻防が見え隠れしてくるかもしれない。
結局、泥沼化したその状況を抑えるのは等しく注がれた愛情のベクトルしかないのだ。
ならばストレスを伴う集団生活において
何故に私はこうも眠ってしまうのか。



Case２．雰囲気
漠然且つ不明確な部分の多い言葉。
「ふいんき」ではない、「ふんいき」だ。
ちなみに高校生でも未だに読み間違える人は多いらしい。
さて、この雰囲気と最も関わりの深い言葉は
シチュエーション（※その場の状況）である。
「雰囲気」と「シチュエーション」はセットで、
５００円玉を払っても２０円お釣りが返ってくると認知してもいい。
各人の生活スタイルが十人十色であるように、
同じ人間であっても好みは全く別物だ。
ウチの飼ってたハムスターはポテトチップスが大好物であったが、他の家のハムスターは松茸を食うぜ。
極端だが、違いは「違い」である。
これと同じく、人も賑やかな場所を好む者や
静かな場所を好む者もいる。
授業中寝てしまう時、寝そうになった時
周りの状況をよく観察してみよう。
いつも決まった先生の時に眠くなるだとか
斜め前の席の人が眠っていると自分も眠くなるだとか
教室が騒がしかったり、妙に静かだったり。



サイゴニ
授業中眠くなるのが何故なのか
ここまで書いているが、自分でもよく分からない。
「眠いから眠いんだよ」なんて屁理屈捏ねるよりかは
「眠いのは何故か」と考えた方が眠いのも事実。
眠いし寝るから、寝ても覚めても授業は暇だから。


駄目だ。



自問自答してみる。


「授業中、何で眠いのですか？」









寝不足だからに決まってんよ




おわり