どこにでも一人はいるヤツ、そんなヤツ
2008年9月23日 友達 コメント (6)『知ったかぶり』
傍から見ると知識人、視点を変えれば自己満悦。
恐らく誰にでも経験はあるだろう。
少なくとも私は『知ったかぶり』で痛い目に遭ったことがある。
良い経験であり、恥ずかしい思い出。
そんな『知ったかぶり』をする人間。
私の通う塾にも一人いた。
彼は私より二つ年下の高校二年生。
自称『雑学王』
今回はその子のお話。
「俺さぁ、習字得意やねん」
そう言った彼は徐にペンを取り出し、
自分の参考書の右端に『坐』と書いてみせた。
「へぇ、上手い」
正直言うと、対して上手くもないのだが(※下手)
上っ面コミュニケーション、それが私の反応だ。
私自身、昔は書道をやっていたので、
字に関しては同年代同性の中では「上手い」と自負している。
そんな私に彼は
「だろ?高校で書道部に入部してさ、先生にうまいって褒められたんだ」
意気揚々と話す彼。
挙句に『字』というものについて語り出した。
「字には階書と草書があって…」
……楷書だろ?
と、突っ込みは端に退けて…
オマエが書いているのは草書じゃなくて行書だなどという突っ込みも無しで…
「ほらな、この対角線の中心を軸として…」
説明しながら『字』についてレクチャーして下さる彼。
あまりにも間違いが多いので
「そこは違うよ」
と、やんわり諭してあげたらなんか突然キレだした
「俺はな、習字初段なんだぞ!?」
何を偉そうに。
最近は小学生で初段をとるのが普通だぞっ?
「俺は習字六段の先生に教えて貰ってるんだから、間違うわけないだろ!?」
私「大丈夫、私は書道八段だから」
その後、彼は大人しくなったとか。
雑学王ならぬ、とんだ『雑字王』でした。
コメント
それで字にお詳しいんですね^^
クソワロタwww
俺も知ったかぶりする時はよくあるからなぁ(^^;
気をつけて相手を選ぶことにしますw
知り合いで八段は兄貴くらいなもんです。(身内自慢)
僕なんて三・四段ぐらいで辞めちゃったけど...
僕も知ったかぶりには気をつけます
字に詳しいといいますか…
字にうるさいですね、多分。
相 手 選 ぶ の か !
八段なんて、実は大したことなくて
中学生の間に取得出来るものですよ。
本当に凄いのは八段より㊤の方々ですw