実話で語る、マンガみたいな体験談?
2008年4月25日 ノンフィクション前回のオチを秘密日記にてゲロっちゃったのは反省しています。
とまぁ、海に入った2人。
波は高かったのだが
大して気にも留めずに獲物を探す。
いつ雨が降ってきたのも分からない。
知らぬ間に雨が降り風が吹き…
その時、目の前を大きな魚影が横切った。
鯛であった。
それもサイズもデカく、大物だ。
モリを片手にひたすら追い回した。
どこまで泳いだかは定かではない。
ただ、波に逆らい泳いだことを記憶している。
魚を捕まえ、海面に顔を出したときには
友の姿はなく、更には陸地も遠く向こう。
小学四年の自分は思った。
これは人生最大のピンチじゃないか!
台風が近付く海、
波は予想以上に高く、私の身体を揺らし続ける。
体力が底をつく前にはるか遠くに見える陸に辿り着かなくてはならない。
ここで普通の人ならば絶望するのだろうか?
遠くに見える陸に希望を持つのか、波に揺られながら暗い海を漂い続けるのか?
真っ暗な海底から何か大きなモノがぬらりと出現するかもしれない、よく分からないがサメが襲いくるかもしれない。
しかし、この時の自分にとって
この危機的状況がとてつもなく楽しく感じたのだ。
それから3時間後。
海に入った場所から2キロ離れた浜に私は泳ぎついた。
浜にある小さな灯台の光がとても眩しく思えた。
不幸中の幸いか、鯛はまだ手中にある。
「これを土産にして驚かしてやろう」
だんだん雨脚が強まる中、私は実家へ向かって歩き出した。
実はこの時、残された2人が親達に助けを求めて救助の漁船が出そうになったり、後にこっ酷く搾られるとは露知らず…
捕まえた鯛の味はとても辛かった。
とまぁ、文に起こしただけじゃ焦燥感が伝わりませんね(笑)
ほんっとに死にかけたんですよ。
ピンチが楽しいと感じたのはこの時からですかねぇ。
そのことを人に話すと『変わってる』と言われます。
自分でもそう思います、変人ですよね。
だからこその今の自分、大切に生きよう。
完
とまぁ、海に入った2人。
波は高かったのだが
大して気にも留めずに獲物を探す。
いつ雨が降ってきたのも分からない。
知らぬ間に雨が降り風が吹き…
その時、目の前を大きな魚影が横切った。
鯛であった。
それもサイズもデカく、大物だ。
モリを片手にひたすら追い回した。
どこまで泳いだかは定かではない。
ただ、波に逆らい泳いだことを記憶している。
魚を捕まえ、海面に顔を出したときには
友の姿はなく、更には陸地も遠く向こう。
小学四年の自分は思った。
これは人生最大のピンチじゃないか!
台風が近付く海、
波は予想以上に高く、私の身体を揺らし続ける。
体力が底をつく前にはるか遠くに見える陸に辿り着かなくてはならない。
ここで普通の人ならば絶望するのだろうか?
遠くに見える陸に希望を持つのか、波に揺られながら暗い海を漂い続けるのか?
真っ暗な海底から何か大きなモノがぬらりと出現するかもしれない、よく分からないがサメが襲いくるかもしれない。
しかし、この時の自分にとって
この危機的状況がとてつもなく楽しく感じたのだ。
それから3時間後。
海に入った場所から2キロ離れた浜に私は泳ぎついた。
浜にある小さな灯台の光がとても眩しく思えた。
不幸中の幸いか、鯛はまだ手中にある。
「これを土産にして驚かしてやろう」
だんだん雨脚が強まる中、私は実家へ向かって歩き出した。
実はこの時、残された2人が親達に助けを求めて救助の漁船が出そうになったり、後にこっ酷く搾られるとは露知らず…
捕まえた鯛の味はとても辛かった。
とまぁ、文に起こしただけじゃ焦燥感が伝わりませんね(笑)
ほんっとに死にかけたんですよ。
ピンチが楽しいと感じたのはこの時からですかねぇ。
そのことを人に話すと『変わってる』と言われます。
自分でもそう思います、変人ですよね。
だからこその今の自分、大切に生きよう。
完
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