何故、他人のステータスで自分を語るのか。

会話中、よく『自分の友達は〜』と引き合い出して話す人がいる。
一回や二回ならまだしも、流石に会う度続けさまになってしまうと聞いてる方が困ってしまう。
自分自身を語れないのか。
何も話題がないのか。
私達みたいな『ド』がつく田舎の学生身分として
そこにある小さなコミュニティは凄く大事で、更にその中、人の話す体験や日々の他愛もない世間話は聞き様によっちゃ暇でしかないけど、自分にとって新鮮には変わりない。
少なくとも私は、人の話を聞くのが好きである。

だからと言って、別に嫌なスラングが蔓延る仲にはなりたくはないし、ブラフ的な要素を感じて常に相手に対して疑念を抱くような仲にもなりたくない。
突拍子もなく他人を引き合い出して、「その人スゲー」とか言われても私にはどう反応すれば良いのか分からない。

話し手が自分自身と並列させたうえでの「その人スゲー」ならばまだ許容内、理由は単純で
「あなたはどうなのですか？」
という聞き手の疑問。
「私が〜なんで、彼は〜なんだ。だからすごい」
と言ってくれれば大助かり、聞き手は満足。
ただ
「彼は〜なんだ。すげー」
と、これだけじゃ一体全体何を伝えたいのか全く理解できない。
話し手の意図とは全く別の意味として聞き手は捉えられるから。

いやね、ただ単に仲の良い内輪のみ蔓延るスラングとして軽く流すことが出来るなら楽なんだ。
そんなモヤモヤが募って、他人のステータスで自分を語る人は本当に自分自身を分かっていないんじゃないかな？と思ってしまう今の私。

そんな私を、簡単に言えば人との会話で他人の粗を探している変なヤツ

損な性格だよ…









トレマー